与えられた板(長方形)で、正方形を重なりなく完全に埋め尽くす。 なお、解は1つ求めればよい。

• 入力データ（ファイル）
  1行目： 正方形の一辺の長さ 板の枚数
  2行目以降： 板の横幅 高さ
  
  

  例)
  60	10	--	正方形の一辺の長さ、板の枚数10
  20	10	--	横20、高さ10の板
  15	40	--	横15、高さ40の板
  ...

  
  
• 出力データ（ファイル）
  各行： 板のX座標 Y座標 横幅 高さ
  
  

  例)
  60	10
  34	20	20	10	--	横20、高さ10の板を座標(34,20)に置く
  10	56	15	40	--	横15、高さ40の板を座標(10,56)に置く
  ...

  
  
• 数値データ条件および板の使用条件
  • 数値はすべて「正の整数」
  • 数値の区切りは任意個以上の空白もしくはTAB
  • 座標は、「左下隅」を原点とする。 板の座標は、板の左下隅とする。
  • 板の使用条件： 与えられた板は、 重複して使用することはない。 なお、同じ形の板が複数枚存在する可能性がある。
  • 板は90°回転して使用してよい。
  • 正方形の大きさは、60以下とする。
  • 板の枚数は30枚以下とする。

以下の処理を行うプログラムを作成する。

Ａ： 10枚の板で正方形を埋め尽くす。

Ｂ： 20枚の板で正方形を埋め尽くす。

Ｃ： 任意(<=30)枚の板で正方形を埋め尽くす。

[審査データ]

本選開始当日、サンプルデータ(90のユーザcontestの下に置く)を 提供するが、これは審査用データとは異なる。

問題A：3セット　各5点　制限時間1分/セット

問題B：2セット　各20点　制限時間2分/セット

問題C：1セット　各55点　制限時間7分/セット

[評価方法]

• 点数の合計の大きい順に順位をつける。
• 同点の場合は、実行時間の少ない方を上位とする。
• 答が間違っていたり、制限時間内に解けないものに関しては、 制限時間を計測時間とする。

提出期限	1998年8月10日(月)正午まで。
提出物	スパコンc90のホームディレクトリ(チーム名)直下に finalディレクトリを作成し、以下のものを置くこと。 問題A、問題B、問題Cを解くソースプログラム。ファイル名は、チーム名と 問題名とつないだものとする。 例)チーム名titechの問題C用プログラム：titechC.c includeファイル、makefile データファイルは認めない。ただし、プログラム実行中に 生成するものは可。 なお、プログラムに関するレポートを、〆切直後に作成してもらう。 ワークステーション上のホームディレクトリの下 ファイル名：チーム名.rep 制限時間：12時から1時まで。見本は後日配布。